2011年から7年間内戦の続くヨルダン・シリアの難民キャンプで心身ともに傷ついた子どもたちに教育を通して心のケアに携わる松永晴子さん(NPO職員)が2018年9月9日の情熱大陸に登場されました。気になる仕事内容や経歴、家族のことなどまとめてみました。
松永晴子(まつながはるこ)のプロフィール
引用:ウサKICHIの冒険
名前:松永晴子(まつなが はるこ)
生年月日:1980年生まれ
年齢:38歳(2018年9月時点)
大学院:筑波大学大学院芸術研究科
出身:愛知県
松永晴子(まつながはるこ)さんは1980年生まれなので今年で(2018)は38歳になります、見た目のよりずっと若く見えますが、これは子どもたちからたくさんの刺激を受けているからなのでしょうかとてもキレイな人ですよね〜。
現在はNPO職員としてシリア難民キャンプで国際協力団体「国境なき子どもたち」の現地総括として活動し、紛争や避難生活で傷ついた子どもたちに音楽や演劇、美術などの情操教育を通して心のケアをしているそうです。
松永晴子さんは「私のスタンスは”近所のおばさん”」とインタビューに答えてましたが、確かに松永さんみたいな近所のおばさん居たりしますね。近所のおばさんになるためにどれほどの苦労があったのでしょうか。想像もできないです。。
近所のおばさんという感覚をもってくれたら子供たちもより親しみやすくなりますもんね!
”やりがいのある仕事”という松永晴子さんの仕事は?
松永晴子さんが活動する難民キャンプはあの有名なシリアの内戦知地区からたったの15kmしか離れていないそうです。めちゃめちゃ危険ですよね!?もう7年近く内戦は続いており、まだまだ終わる気配がないそうです。
そんな内戦地区と目と鼻の先であるヨルダンザータリ難民キャンプの人口は現在およそ8万人もの避難者が暮らしているそうです。
そんなわけでとんでもない数の避難民が助けを求めてキャンプに訪れる中、ほとんどの人が住居を破壊され、目の前で家族を撃ち殺されて深い心の傷を負った子どもたちが大半だそうです。そんな子どもたちに絵を描かそうとすると、銃で打たれて血を流し倒れている人々や、爆弾の絵を書いたりするそうです。
そんな子どもたちに食事や住まいなどの世話だけでなく未来が見えない将来に希望を持たせるために音楽や絵画などの芸術を通して笑顔を取り戻していくことがやりがいだそうです。
内戦のせいで学校に行きたくても行けない人の為に学校を開いてるんですよ!
勉強ができれば、国外での就職も夢ではなくなりますからね。
心身ともに傷ついた人々を自分ができる限り救うということが松永晴子さんのやりがいということですね!
松永晴子の経歴は?今に至るきっかけは?
幼い頃から音楽や芸術が身近で自然と芸術の道に進んでいた松永晴子さん。
大学卒業後は、彫刻で作品を作るアーティストの傍ら、大学や高校で美術教員として生計を立てていたようです。
美術教員として2009年にベトナムに渡り数年働いたのち、2011年「青年海外協力隊」の美術教員としてヨルダンに入ったそうです。←ここが始まり?
2014年34歳の時に認定NPO法人「国境なき子どもたち」(KnK)で活動を開始されました。
ちなみに、(KnK)の名前の由来は、
K:国境(こっきょう)
n:なき
K:こどもたち
それぞれの言葉の頭文字からとった略だそうです。
KnKは1997年に日本でつくられた団体で、これまで15か国で8万人以上の子どもたちに教育機関を提供し、自立を支援してきた実績のある団体です。
松永晴子さんが現在に至るきっかけは、番組で発表されると思いますが、ベトナムに渡る前か青年海外協力隊に入る前に胸を打つ出来事があったんだと思います。
NPO・NGOってなんなの?違いは?ボランティア?
言葉としてはよく観たり聞いたりしてる単語ではありますが正直よくわからないのでおさらいしたいと思います。簡単にw
NPO(“Non Profit Organization”)・・・・非営利組織
NGO(“Non Governmental Organization”)・・・・非政府組織
漢字にしてもよくわからない、、、m(_ _)m
ということでもうちょっと調べてみると、
NPOは、、、、
NPOという言葉の持つ意味は広く、人によってイメージするものが異なりますが、一般的には市民の発意に基づき自主的に活動する、市民が主体となった「市民活動団体」を指してNPOという言葉を使うことが多いです。
NPOは自らの手で自分たちの住む社会を良くしていこうとする市民の集まりなのです。
ごくごく身近な普通の人々が、身近な問題を自分たちの手で解決したい、困っている人々を何とか助けてあげたいという“情熱”や“思い”を基調に集い、活動しているのです。
引用:NPOってなに?
NPOは所属する人たちで住む社会を良くしていこうという市民団体。という感じですかね。
非営利団体ということは儲けては行けない?というイメージですがそうではないようです。
集めた(儲けた)資金の使い所がNPOの管理下の地域社会の向上に使うということですね。
集まった資金を職員や関係者に分配されるという使いみちでは無いということです。
ですが、誤解の無いようにまとめると、NPO職員の中には有給の職員もいるようです。
無給の為に医療が受けれない社会よりも有給でも医療を受けれる社会を作ることが団体の目的に沿っているからですね。
NGOとの違いは?
NGOは”非政府組織”の略でして、明確なNPOとの違いは記されていません。先に出来た言葉はNGOです。日本では国境を超えて活動するNPO団体をNGOと呼ぶことが多いようです。
NGOは国連に出席する際に一国の政府や利害を越える立場である団体を参加させるために名付けられた名前ですね。
例えると、日本の経済が腐っているときに、日本という一国の立場をこえて国連に世界から援助を求めたりする団体のようなことNGOだと思います。政府ではないが腐った政府に成り代わり援助を申請する的な。でも、世界的に一国の政府として認識されてないので”非政府組織”ってわけですね。
ボランティアじゃないの?
ボランティア=無償というイメージが強いですが、そもそも”ボランティア”の意味は”自発性”です。なので誰に頼まれたのではなく、有給や無給に関係なく課題に向かって各々が自発的に活動する人の行動全てがボランティアだということでした。
松永晴子の年収は?意外と・・・
松永晴子さんもKnK職員として、お給料は団体から頂いています。
とある知らべによると、2017年のKnK活動計画費の中に人件費は約4000万円弱。
ボランティアサイトの「activo」によると
有給常勤は10名
有給非常勤は1名
その他数人の役員を含め仮に13人で人件費を割ると一人300万円弱。
NPO職員の平均年収は265万円とされているので、
現在、現地事業統括として役職がついているの松永晴子さんは
年収270〜300万円程度かと思われます。
月収にならすと25万円程度ですね。
もちろん営利目的で活動してるわけではないのでお金は関係ないんだと思います、最低限生活できるだけの給料でしょう。
仕事内容に対して全っ然見合わない金額ではないですよね 。お金の為じゃないってことがよくわかります。
松永晴子の出身は?日本一交通事故の多い県
松永晴子さんの出身は愛知県でした。深く傷ついたたくさんの子どもたちを癒やす近所のおばさんは愛知から生まれたのですね。偏見かも知れませんが、愛知県・名古屋の人って決断力が速い!イメージがあります。そして意思を曲げない譲らない・女性が強いイメージもありますw(すみません)
世界で活動する松永晴子さんも芯が強く行動を始めたら物凄い速さで難関を乗り越えていくそんな力強い女性だったりするのではないでしょうか!そんな魅力あふれる松永さんだからこそ、自然と子どもたちが集まるのかも知れません!
松永晴子は手先も器用?学歴は。
引用:YouTube
松永晴子さんを調べていくと高校以前の情報は見つかりませんでしたが、
『筑波大学大学院芸術研究科芸術学彫塑分野』
を修了していました。
この筑波大学の出身者を調べていくとスポーツ選手が多かったです。
なんとなくスポーツ学校なイメージを持っていましたが、社会的高評価のある大学として有名な大学ですね。
世界で活動する松永晴子は結婚している?家族や子供は?
本人いわく、「結婚するなら、日本人がいい」と仰っていたので
現在は結婚どころか、実は彼氏も居ないようです。
近所のおばさんスタンスで居たいとインタビューに答えていましたが、とてもキレイな女性だなと思うのでモテるとは思うんですけどね〜!
結婚はしたいようですが、ヨルダンで子どもたちを見ていたら恋愛どころじゃないのかも知れませんね。
とても魅力のある方だと思いますのできっと素敵な出会いがあるといいんですけど。。
松永晴子さんの仕事を調べていて一番心にグッときた写真
引用:毎日新聞
どうしても平和ボケしてしまっていると「かわいそう」と思ってしまいますが、この写真が目に止まった時自然と涙ぐんでしまいました。もっと壮絶な瞬間を捉えた写真もあるのでしょうが、この写真からは色々な感情が湧いてきました。子供を支える松永晴子さんの手も子供と変わらないほど細くてびっくりもしました。
15歳の壁って言葉をご存知ですか?
初めて知った言葉なんですけど、この15歳の壁というのは幼い子どもたちは比較的施設などで保護を受けれますが、15歳前後になると援助スペースから出ていかなければならなくなるのです。非常に悲しいことですがこれが資金不足での現実です。
次から次へと幼い子どもたちが増えるなか、年齢も体も大きくなった子どもたちのスペースを取れなくなってしまうのです。
自立する術を完璧に学ぶ前に追い出されてしまう15歳前後の子どもたちはほとんどが路上生活へ逆戻りか、非行グループに入ってしまうそうです。
一定の年齢になったからと追い出されて支援を受けれなくなってしまう事を
「15歳の壁」と呼んでいるんだそうです。
松永晴子さんのいるKnKはそんな15歳の壁のないNPO法人、NPO行動を目指している団体です。
KnKへ寄付しよう!!寄付の仕方は超簡単!!!
HPではこう書いています。
- 1,500円 で
→ バングラデシュの子ども1人に12日分の食事を提供できます。 - 3,000円 で
→ フィリピンの子ども2人に制服を提供できます。 - 10,000円 は、
→ 1人の子どもの食費約2ヵ月分に相当します。 - 50,000円 で
→ 50人の青少年が1ヵ月間、学校に通えます。
まとめ
松永晴子さんについて調べているとだんだん胸が苦しくなってしまうような事も多々ありました。自分はホントに恵まれているんだな。親に感謝しなくちゃな。日本に生まれてよかったなと思いました。それにしても、内戦地区からたったの15kmの位置の職場って事を知ってびっくりしました。被害は無いのでしょうかこれからも松永晴子さんの事を応援していきたいので安全であることを願うばかりです。芸術から心のケアってとっても素敵ですね。肌の色が違っても子どもたちの笑顔はどれも愛おしくなるものです。陰ながら応援させていただきま〜〜す!